2014年4月8日火曜日

ミサンガ

東京で、桜の開花宣言があった3月末。

この春中学生に成る娘と192時間の二人旅へ出掛けた。

この旅がどんな旅にどんなアクシデントが待ち受けているのか楽しみだった。

目的地は、ハワイ島・オアフ島、略10年振りの海外旅行である。

成田空港は、春休み中ということもあり、これから海外旅行へ行く家族の笑顔でいっぱいだった。

僕等親子もハイテンション気味に成田空港内をぶらぶら見物して、贅沢にスタ-バックスにも入った。しかも、グランデをドギマギしながらオーダーした。(汗・・・笑)




搭乗時間になって、ボ-ディングパスを見るとシートナンバーが記入されてない。(冷・・・汗)

嫌な予感がした。そして的中したのだった。

娘と僕のシートのアルファベットと#があまりにも違いがあった!

なんでも、春休み中ってことで機内は満席だとのことで隣合わせには出来ないらしい。

僕ら親子は最後尾で機内に入った。案の定、二人の席はあまりにも離れ過ぎていた。

娘は、不安な表情。そして僕はそれ以上に泣きそうな表情だった。

勿論、僕は直ぐに行動にでた。お互いの席の周りの方へ、席を替ってくれるか頼んだのだ。

しかし、皆3~4名の家族連れでNOの返事だった。

空の旅を娘と肩を並べてホノルルへ行きたかったが、仕方がない。これも旅だ。

決してツアーでは経験出来ない事だ。娘にも旅の始まりから良い体験が出来たと自分に言い聞かせた。それにしても、子離れできない父親だ。いかんいかん。

いよいよ離陸準備にさしかかる時、パイロットからアナウンスがあった。滑走路の閉鎖があって
約1時間待機すると。。。

僕は、その離陸するまでの時間、不安で不安でしょうがなかった。だから、娘のシートまで幾度となく行った。しまいには、娘から「大丈夫だから。もうッ!」って言われてしまった。
娘の隣には、同世代の女の子が座っていて仲良く会話していた。

そんなことがありつつ、無事に成田を離陸した。   

流石に娘から言われたので、覚悟を決めた。(大袈裟だ!)

ホノルルまで6時間はあっという間だった。

到着してシートベルトを外し娘を待っていると、娘の手首に見慣れないミサンガが腕に通してあった。



それどーしたの?と聞くと、隣の女の子からもらったと。ハワイに住んでいる日本人の子で中学生。
色々と会話が弾んで楽しかったと。別れ際に、その子がこれあげるって。

自分が心配するほど、機内では楽しくやってたみたいだ。でも、その子、なんて良い子なんだろー

娘は、きっとこのミサンガを見る度に、この旅を思い出しその子のことも思い出すだろう。


ほんの一瞬の出会いと別れ、これぞ旅の醍醐味。しかも、12歳の子供達がそのような経験が出来たことに嬉しく思った。


ありがとう。




Aloha! これから、どんなHAPPYが待ち受けているのか。。。。ではまた!





 

6 件のコメント:

  1. ミサンナガワ。2014年4月8日 18:12

    基本、親はばかである。問題ないと思う、そう思っているのは親だけだが。

    返信削除
  2. ありがとう!!かけがえのない時間を少しだけ共有させてもらえた気がする。
    旅は期待と不安と自分が予想しない事が待ち受けてるからこそ、夢がある。
    同じ時間を同じ場所で共有できたことはその場にいた人にしか得れないステップアップがあるよね。 sion

    返信削除
  3. 旅は、ハプニング!ハプニングは、人間を面白くする。旅は面白くないとね。katsumi

    返信削除
  4. ミサンナガワ様 おコメントありがとうございます。親バカ検定2級はいけるよね。

    返信削除
  5. sionさん 素晴らしいコメントありがとー。旅は、年齢関係なく成長出来ます。
    しかも、予想しない事があればあるだけ!頑張って働いてまた行きまーす!!!

    返信削除
  6. katsumiくん。コメント有難う。その通りだよね。旅はハプニングを引き寄せる人と行くのがいいかも。

    返信削除